一匹の鯨に七浦賑わう

エンターテインメント殴り語り

手記:おれにとって『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』とはいったい何だったのか

 あれからどれほど時が経っただろうか。アメリカ大統領がトランプに代わり、上野動物園ではパンダの赤ちゃんが生まれ、北朝鮮は核開発を中止するとかしないとか言っていたあたりまでは覚えているが、この地下シェルターに潜って以来、外界とは隔絶されてしまった。こうして一人でいると、どうしても脳裏に焼き付いたあのことを思い出してしまう。あの、おれの中の全てが変わってしまったあのことを。だが、目を背け続けることはできない。おれは後世に伝えなければならない。それが偶然あの場に居合わせてしまったおれの使命であり、呪いだからだ。おれは書き残さなければならない。おれの目の前に現れた、【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン*1のことを。

 

本記事は2018年4月にnoteにて掲載した記事を加筆・修正したものです。

 

第一幕:予感

ニンジャの夜明け

 【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】を語るには、まず【ニンジャスレイヤー】*2について話さなければならない。【ニンジャスレイヤー】……それは【サキブレ】*3とともにおれたちの前に現れる、この氷に閉ざされた時代を明るく照らす太陽だった。【サキブレ】を一目見た子供たちは我先にと外に飛び出し、はしゃいでいたものだ。おれもその中にいたガキのひとりだった。

 おれは仲間のうちでは特に【ニンジャスレイヤー】に詳しかった。連載を追うことはもちろん、【物理書籍】*4や【無印】*5、【グラマラス・キラーズ】*6、【キルズ】*7の漫画を買い集め、【オーディオドラマ】*8も全て聞きこむほどの熱の入りようだった。あの頃は見るものすべてが新鮮で、素晴らしい日々だった……。

 

ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』の発見

 【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】が観測されたのはそんな折だった。既にコミカライズ、オーディオドラマの成功を確信していたおれは、【ニンジャスレイヤー】待望の映像化に胸を躍らせた。『フロムアニメイシヨン』のタイトルが一体どういう意味を持つのか、このときのおれは考えもしなかった。

 それは2014年7月、ロサンゼルスで開催された【Anime Expo】*9で世界最速発表された。ポスタービジュアルを手掛けたのは【岡崎能士】*10氏。その後、各地で展開されたイベントでは【1/1スケール可動式ニンジャスレイヤー人間】*11の存在が確認された。その後の続報でメインテーマが【BOOM BOOM SATELLITES*12の【BACK IN BLACK】*13、制作が【TRIGGER】*14であることが判明した。

 この後もキャスト発表、ネット先行配信などの情報発表を挟み、着実に【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】の接近が観測された。当然この間も【サキブレ】は変わらず観測され、厳しい冬の時代の終焉を予感させた。おれたちは期待に胸を膨らませていた。

 

第二幕:接触

ファーストコンタクト

 【2015年4月16日(木)23時】*15。おれの人生で忘れもしない日になることだろう。それはおれの目の前に姿を現した。それはおれの思い描いていたものとはかけ離れた姿をしていた。

 おれは頭が真っ白になった。これはなんだ?何が起きている?目の前で繰り広げられているこの寸劇は何を意味している?おれはあたまがばくはつし、パニックじょうたいとなった。

 おかしい。おれがおもいえがいていたえいぞうばん【ニンジャスレイヤー】は、【ア・カインド・オブ・サツバツナイト】*16の【レオパルド】*17のいちにんしょうしてんでしんこうする、さいこうにクールなものだったはずだ。なにかがおかしい。

 嵐のような時が過ぎ去った。とにかく、おかしい。皆、何をすべきかもわからず、ただ立ち尽くしていた。果たしてだれかが側にいただろうか?その記憶さえもあいまいだ。

 気が付くとみなが総崩れとなっていた。「逃げろ!はやく、逃げろ!」走りながら、誰かが振り返り、叫んだ。折り重なって倒れる者。ハンドガンを咥えて座り込む者。

「い、行かないと」おれは呻いた。「行かないと!」叫んだ。周囲の連中がおれをショック症状を起こしたダメ新兵を見る目で見た。違うんだよ!おれは苛立ち、目で睨み返した。「わかるやつ、いないのかよ!おれたちは呼ばれているんだぞ?あんな……大きくて、強い、凄まじいものなのに!」

 おれは【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】の【2周目】*18に突入した。

 そう、おれは【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】に再度接触を試みたのだ。しかし、一度目の接触では、まだやつはその本性を現したわけではなかった……おれはやつの恐ろしさの鱗片にしか触れていなかったのだ……。

 

第三幕:分析

その生態について

 その後どうなったか?そのことを書く前に伝えなければならないことがある。やつの、【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】の生態についてだ。

 【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】とはなにか?それは【ニンジャスレイヤー】のメディアミックス作品で、映像作品である。そしてアニメーションとは似て非なる、名状しがたい何かだ。より具体的に呼称するなら、それは【FLASHアニメ】*19に近い。

 OPを終えておれの目の前に現れたのは、横滑りでスライド移動してきた【オフェンダー*20=サンと、【スキャッター】*21=サンのどアップで文字色がダブって読みにくい【ボーン・イン・レッド・ブラック】*22のタイトルだった。

 おれは制作が【TRIGGER】だと聞いた段階で秘密裏に調査を開始し、【インフェルノコップ】*23の情報をキャッチしていた。それだけが、たったそれだけのことがおれの生死の分けた。やつは……いや、『やつら』は内心ほくそえんでいたに違いない。『やつら』にとっておれたちはまさしく野ウサギのように見えていたことだろう。

『やつら』……そう、【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】は一体だけではない。やつらは連携しておれたちに襲い掛かった。初めに姿を現した時はやつしかいなかった……。あれだけの被害を受けながら、それでもなおおれたちは油断していたのだ。

 

『やつら』の正体

 【ニンジャスレイヤー】本編が【サキブレ】に導かれてやってくるように、【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】もまた、姿を現す前にある兆候を見せた。まず初めに先遣隊のように現れるのが【タイムシフターケイン】*24だ。その次は【ニンジャスレイヤー フロムラジオステイシヨン】*25、もしくは【ニンジャスレイヤー フロムネットテレビジヨン】*26。その後、【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】が姿を表す。しかしやつの出現で全てが終わった訳では無い。本当の恐怖はその後やってくる。

 それが【ザ・TVショウ】*27と呼ばれるものだ。

 【ザ・TVショウ】とは?それは『深夜音楽番組アトモスフィアの無国籍バラエティー番組』を自称する恐るべき化け物で、【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】の襲来で重篤な被害を受け、無防備となっていたおれたちに完璧な不意打ちを仕掛けてきた。やつは別名【実在性ニンジャスレイヤー】*28とも称された。【スシ物語】*29、【ニンジャガールズ】*30、【ニンジャマジック】*31、【ヒドゥンニンジャ】*32、【チャバネ ザ チンピラ】*33……やつらはそのうちのたった一つだけで100人は殺す。

 ……これが【2周目】に突入したおれを出迎えたものの全貌だ。【ティピカルニンジャヘッズ】*34、【コケシマートマン】*35、【ニンジャスレイヤーショッピング】*36……おれは最悪の未来を予期して十分備えたつもりだった。だが、やつらはそれをあざ笑うかのように、想像を軽々と越えてきたのだ。おれたちはあっという間に散り散りになり、一人、また一人とその毒牙にかかっていった……。

 

第四幕:終局

 もはや、生き残ったのはおれだけになってしまった。今のおれの手元には【ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン】の【円盤】*37や【デイ・オブ・ザ・ロブスター・トリロジー*38などのアーティファクトがあるが、それが一体何の役に立つだろうか?【円盤】には【ザ・TVショウ】は収録されていない。やつは今でも電子の海に潜んでいるだろう。そしておれが外界との接触が恋しくなり、モニターに向き合うその瞬間を今か今かと待っているはずだ。

 外ではどうなっているだろうか?今でも夜空に【サキブレ】が輝いているのだろうか?【TRPG*39の噂は本当なのだろうか?あの幻の【第4部】*40が始まっているのだろうか?だがおれにそれを確かめる手段はない。その好奇心がおれを殺す。やつもそれをわかっているはずだ。だからおれはこの地下シェルターで息を潜めている。ここにいれば、あの非常連絡用の端末に近づかない限りは、おれの身の安全は保障される。

 心配することはない。ここには食料も娯楽も十分にある。わざわざ『やつら』のことをこれ以上思い返す必要はない。おれはあの恐怖から解き放たれて自由になったのだから。

 だが、ほんの少しの絶望への可能性に備えてこの記録を残すことにする。この世界におれが存在したという証明を残すために。

 

 

荒廃した部屋は床一面に書類やファイルが散乱しており、ずいぶん前から誰もいないようだ。机の上には、【ニンジャスレイヤープラス】*41と書かれた走り書きのメモと、ノイズが走っている非常端末のモニターが残されている……。

 

 

ニンジャスレイヤープラスへのリンクはこちら

 

diehardtales.com

 

 元記事はこちら

 

note.com

 

 

(終わりです)

 

*1:ニンジャスレイヤーと何かしら関係があるとされる、謎の映像作品。FLASHアニメーション、画面比率4:3、モノラル音源、毎週変わるED曲など、数々の挑戦的な工夫を凝らした『ニンジャスレイヤー』のメディアミックス作品。放送時は物議を醸したが、おれは今でも大好きだよ。

*2:言わずと知れたサイバーパンクニンジャ活劇小説。執筆者の人生を狂わせた原初の火。

*3:明けの明星。タイムラインにサキブレが現れるとき、近いうちにニンジャスレイヤーの連載が始まる。近年では◆カラテの高まりを感じる◆のシグナルも観測されるようになった。

*4:ニンジャスレイヤー本編を収録した、文字通り物理世界に存在する書籍。一冊だけでも胸に忍ばせておけば凶弾から身を守れる圧倒的ボリュームを誇る。

*5:余湖裕輝=センセイ・田畑由秋=センセイによる、ニンジャスレイヤーコミカライズ作品。アーソン=サンが圧倒的強キャラとしてリファインされたニンジャ・エンターテイメントの金字塔。コンプティーク誌で連載されていたが、チャンピオンREDに移籍連載中。移籍に際して、両社の間にニンジャやスリケンが飛び交ったという噂があるが、不用意に歴史の闇に触れるのは得策では無いと申し上げておこう。

*6:コミカライズ第2弾。作者はさおとめあげは=センセイ。突然の連載発表とキャッチコピーの「グッドルッキングなニンジャとニンジャの顔が近い!」は完全にアンブッシュを決めたかたちとなり、各所に深刻なニューロン損傷を起こした。バイセクター=サンがチョーカッコいい。

*7:関根光太郎=センセイによるコミカライズ第3弾。再解釈・再構成されたニンジャ、エピソードの数々は逸品で、エッジのきいた描写に雄たけびをあげる者や、数々のニンジャガジェットにむせかえる者、美しい扉絵に恍惚の表情を浮かべる者も現れ、大きな反響を呼んだ。ニンジャスレイヤーの誕生からダークニンジャ襲撃までの無限ループの円環を完成させ、全5巻にて完結した。

*8:聴くニンジャスレイヤー。あの数々のトンチキな描写がゴブリン=サンに読み上げられ、耳に息がかかる距離でニンジャが殺し合う、圧倒的なネオサイタマを体感できる体感型アトラクション。冗談や比喩ではなく体温が上昇する超絶クオリティ。

*9:Anime Expo 2018で公開された『ニンジャバットマン』のトレーラーがカッコよすぎて吐きそう(既に公開済)。

*10:サイバーパンクハードゴアウエスタンサムライ漫画『アフロサムライ』の作者。想像よりも1レイヤー上のアグレッシヴな作品なので心臓が弱い方は注意。

*11:イベントブースにてたびたびPOPしていたニンジャスレイヤーとは似て非なる存在。1号から4号が稼働していたらしい。

*12:ハードロックとサイバーテクノを兼ね備えた最高のロックユニット。『EXPOSED』『EMBRACE』『SHINE LIKE A BILLION SUNS』は名盤オブ名盤。2016年10月にメンバーの川島道行氏が脳腫瘍のため逝去し、バンド活動の幕を閉じた。

*13:ドラムスティックを打ち鳴らせ。

*14:あの『キルラキル』を生み出したアニメ制作会社。制作会社違うけど『天元突破グレンラガン』、『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』もマジ面白いので3つとも観るべき。

*15:黙示録の日。

*16:ハックアンドスラッシュを生業としていたケチなチンピラが、ニンジャとなり、驕り、堕落し、井の中の蛙であることを思い知らされ、死神に追われ、闇に抱かれその生涯を終えるまでの話。オールタイムベスト。

*17:この世界の王になれなかった常人の3倍の脚力ニンジャ。トイの外見は、バンディットを素体にクローを足しただけという挑発的な内容であった。

*18:地獄にようこそ。

*19:FLASHアニメは主要なメディアミックスとしてはありえない。そう思っていた時期がありました。

*20:ニンジャスレイヤー=サンに惨たらしく殺される、皮を剥ぐのが好きな方。

*21:ニンジャスレイヤー=サンに惨たらしく殺される、ひどいザマになるのが見たい方。

*22:どんなヒーローにもオリジンとなるエピソードが存在し、そしてこのボーン・イン・レッド・ブラックもまた、ニンジャスレイヤーが血と闇から誕生する瞬間を描いたものだ。

*23:TRIGGERの暗黒面が生んだアニメのような何か。ほとんど観る劇薬。過去にインフェルノコップ一挙放送という狂気じみた所業が存在した。

*24:アニメイシヨンのタイムシフト告知番組。シフトエネルギーを悪用せんとする邪悪な連中と戦うタイムシフターケインの活躍が描かれる。放送終了後に後番組である『忍者スレイヤー』とのVS劇場版『忍者スレイヤーVSタイムシフターケイン ~反滅のマキモジュール~』が公開された。

*25:ニンジャスレイヤー役の森川智之=サンをパーソナリティに、ニンジャ役声優をゲストに迎えたラジオ番組。好きなスシネタの話題で盛り上がったり、投稿者オリジナルニンジャをニンジャスレイヤー=サンが惨たらしく爆発四散させたりするタノシイ企画満載。

*26:ニンジャスレイヤー物理書籍や漫画、グッズ、アニメイシヨンDVD/BDの宣伝を行うネット番組。スタジオ内にティピカルニンジャヘッズやコケシマートマンがたびたび出没し、ともすればバラエティーの暗黒面に陥りがちな番組に緊張感を与える。

*27:『フロムアニメイシヨン』本編後に続けざまに放送された、音楽番組めいたなんか。ED曲担当のアーティストをゲストに、曲の話やライブの話、ニンジャの話をする。EDはどの曲もマジで最高オブ最高で、ED曲が収録された『ニンジャスレイヤー フロムコンピレイシヨン』はオールマストな名盤。

*28:『選ばれた者は100万人にも及んだ』『王のUSTUWA』などの迷言を生み、局所的に熱烈なファンを生んだテレビ番組『実在性ミリオンアーサー』をもじったもの。想像の斜め上のメディアミックスやスカムミニコーナーの存在あたりがアニメイシヨンとの共通点。……共通点?

*29:コクエーホーソ番組。この番組のキラーコンテンツ。生簀の魚を吹き替えする狂気のコーナーで、重厚な三味線オープニングに圧倒的なゼンを感じる。

*30:スカムセクシーコーナーめいたなんか。親の前で不意に雑誌グラビアを開いてしまった時のような、気まずい空気を生み出す。豊満派も平坦派も満足できる内容。

*31:ニンジャがマジックするどころではない、網膜に焼き付くほどの極彩色を視聴者にお届けする。良い子は見てはいけない。

*32:背景に溶け込んだニンジャを探し出せ。番組の途中で突然ミッションが下る無慈悲な内容。制限時間付きで思ったより難易度が高い。

*33:例の黒いアレがカラテのとっくんとかをする発想がヤバいコーナー。この企画通したやつ誰だ。

*34:ただならぬカラテをみなぎらせたニンジャグッズ着用モデルの人。もし道ですれ違ったらおれはそっと目を反らすだろう。

*35:ティピカルニンジャヘッズのサイドキック……と見せかけ真の首謀者は彼かもしれない。コケシマートのバッグを頭から被り、その真意は窺い知れない。

*36:オーディオドラマ発の『ニンジャスレイヤー オリジナルサウンドトラック』のライブ、『ニンジャサウンド・ギターサンダーボルト』中に突如放送された電子ドラッグ。実質エンドレスエイト。ネット中継で視聴していた者のニューロンを焦土へと変えた。

*37:ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』のDVD/BDのこと。何故か食玩キットのような外見をしており、長時間放置したテープの日焼け跡や箱のしわよれ具合を再現したマニアックな外装をしている。

*38:『フロムアニメイシヨン』2巻の特典で付属していたあの問題作『デイ・オブ・ザ・ロブスター』3部作を収録した冊子。過去にはその読書感想文を自由研究課題として提出する企画が存在した。狂ってる。

*39:『ニンジャスレイヤーTRPG』のこと。あなたはネオサイタマに生きる一人のニンジャとなり、ソウカイヤ、ザイバツ、アマクダリが熾烈な三つ巴の戦いを繰り広げるif次元に身を投じることとなる。ルールブック第2版が配信中であり、本編を補完する設定資料としても楽しめる。

*40:現在ニンジャスレイヤーは『エイジ・オブ・マッポーカリプス』が大好評連載中。主人公がフジキド・ケンジから青年マスラダ・カイに代替わりし、新たな物語が紡がれる。ここから入っても大丈夫!みんな怖くないよ!

*41:noteにて展開されている『ニンジャスレイヤー』の世界により深くダイヴできるコンテンツ。月額490円で連載中の『エイジ・オブ・マッポーカリプス』の加筆修正版や設定資料エピソード、そしてここでしか読めない限定エピソードが楽しめる。チョー面白いのでみんなで読もう。